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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-13)」
▪️サイズ:たて約3.6cm × よこ約2.6cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
この作品は、クリスタルガラスをベースに、ピンクとオレンジ、乳白色の色ガラスを重ねて制作しています。オレンジが淡く広がることで透明感が生まれ、中心のピンクがやさしく浮かび上がります。
乳白色は強く主張せず、ピンクとオレンジの間に柔らかな境界をつくり、ひとつの色調としてまとまっています。細かな気泡が内部に点在し、光の吸い方に変化をもたらし、外光の中ではほのかに温かい輝きを感じられます。
▪️装いについて:
オレンジの明るさを含みつつ、強さではなく、ほっとするような温度を胸元に添える一点です。
白や生成り、アイボリーに合わせれば、光を含んだオレンジが自然に広がり、心に明るさとやさしい余白をもたらします。
黒やネイビーと組み合わせると、中心のピンクが静かに浮かび、内側のあたたかさをそっと支えてくれます。
少し疲れた日や、気持ちが沈みがちなときにも、胸元で小さな灯りとなり、心の色がほんの少し明るくなるような雫です。
▪️光の扉:
光の扉には、差し込むひかりがそっと影と寄り添い、ゆっくりと色の温度を変えていく世界が広がっています。
朝と夕、明るさと淡さ、そのあいだにある曖昧な光が、心の輪郭を優しく包み込む時間です。
この作品では、ピンクとオレンジが渦状に溶け合い、白がその境界を柔らかくほどいています。強い光ではなく、胸元にあたたかさを灯すような光。
色がゆっくりと重なり、内側にやさしい明るさを育てていく表情は、
光の扉の静かな世界と深く響き合っています。
このドロップは光の扉と、淡い光の重なりと内側の温度で、静かに呼応しました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。






