※お使いのPCブラウザ等の環境によっては実際の商品と色合いが異なる場合がございます。
※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「蜜色の流れ星 1/2」
▪️サイズ:たて約3.7cm × よこ約2.5cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
誰かの願いが
夜をあたためる。
甘美な色の層と、星屑のような輝き。
それはまるで、遠い空のどこかで
ひっそりと放たれた願いごとが、
ひとつの雫になって落ちてきたような。
願うという行為は、叶うかどうかより前に、
“未来に灯りをともす” ことなのかもしれません。
その小さな灯りが、
夜をあたためていきます。
▪️素材について:
高透明クリスタルガラスのベースに、
蜜色(アンバー)の厚みのある光をまとわせ、
その奥を金箔の微粒子が流れるように漂っています。
高温の中で溶け、砕け、散った金箔は、
まるで流れ星の尾が空気にとけていく瞬間のような、
“消えてしまいそうで、確かに残る光” をかたちづくります。
蜜色の濃淡、透明の揺らぎ、金の粒子の深度——
どれも偶然の作用によって唯一の表情をもち、
“光の軌跡を閉じ込めた雫” と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
▪️装いについて:
蜜色は、肌にもっとも自然に沿う“体温のあるゴールド”。
そこに金砂の粒子が重なることで、
胸元に柔らかな明るさと、静かな存在感を灯します。
黒・ネイビー・チャコール:
光が深みに落ちず、凛と浮かび上がる。
白・生成り・ベージュ:
蜂蜜を垂らしたように、優しい輝きが溶け合う。
ブラウン・キャメル・秋冬ニット:
季節の温度に呼吸するように馴染む。
春夏のリネン・コットン:
軽やかな金色が肌を明るく見せる。
“特別感のあるゴールド”でありながら、
派手ではなく、上品で、あたたかい。
日常にも、特別な日にも寄り添う、
万能で幸福感のある光のドロップです。
▪️星の扉:
このドロップは “星の扉” を開きました。
その 甘美な配色と、密やかに積もる金砂の光 によって。
星の扉の詩核は、
「夜の静けさ」「願い・祈り」「遠い光」「永遠と孤独のあいだ」。
この作品は、暗い夜空に落ちる一瞬の流れ星ではなく、
願いが蓄積していったような重なりと温度 を帯びています。
ローズ寄りの蜜色、深く沈む赤、
そして金砂が“ゆっくりと降り積もる星明かり”のように光ることで、
星が抱いてきた祈りの温度をそのまま宿しています。
“誰かの願いが、夜をあたためる。”
夜の深さと、光の優しさが同時に息づく雫です。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。






