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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。

「全て忘れて空だけ見てる」

Model No. Chronicle-106 (2025)
18,000円(税込19,800円)
ネックレスの種類をお選びください。
オプションで下記のいずれかに変更できます。
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※レザーコードのアジャスター部分には金属を使用しておりますので、金属が苦手な方は別途ご相談ください。
ピアスオプションをお選びください。

▪️サイズ:たて約3.4cm × よこ約2.5cm

※ミリ単位の誤差がある場合があります。

▪️ことばの記録:

夕暮れの終わり、
紫がゆっくりと空にほどけていく時間。
雲の輪郭が浮かんだり、
色がかすかに揺れる、短い瞬間。
生きていると、悩みも心配も、
手放したくても手放せないものが
いくつもあるけれど──
そんなときだけでも、
空がこんな表情を見せたときだけでも、
何も考えず、ただ空だけ見ていたい。
この紫は、
その“思いの置き場所”みたいな色。

▪️素材について:

ドイツ製の希少な色ガラスロッドを使用し、
深いパープルの層に、透明の光が静かに差し込むような構造をつくりました。
不透明のなかに、光を透かすとふっと現れる“複雑な紫”。
それはまるで、夕暮れの終わりに
空が最後の力で見せる色の残響のようです。
赤み、青み、影のような濃度──
そのどれもが、光に当たる角度によって別の表情に変わり、
“夕暮れの空”が持つ揺らぎをそのまま閉じ込めたような一滴です。
指にとって空にかざして透かせて見てください。

▪️装いについて:

深みのあるパープルは、 白・黒・グレー・ネイビーなどのベーシックな装いに 静かな華やぎを添えてくれます。
屋内の柔らかい照明では落ち着いた紫が陰影をまとう一方、 屋外の光に透かすと透明の層から 赤み・青みがゆらぎのように浮かび上がり、 胸元に小さな“空気の変化”を感じさせます。
秋冬のウールやニットには情緒を、
春の淡い服には透明感を、
夏の装いには影の涼しさを。
どの季節でも、“ふと空を見上げたような静けさ”を
自然に身につけられる一滴です。

▪️空の扉:

空の扉は、
色のうつろい・風の流れ・光と影の境界・
心の深呼吸のような静けさ
をテーマにしています。
このパープルが開いた扉も、まさに“空”でした。
不透明のなかに潜む透明の紫は、
夕暮れの終わりに空が見せる“最後の光”にとてもよく似ています。
影と光が入り混じり、
色の輪郭がゆっくりと揺れながら消えていく、
あの静かな時間。
“全て忘れて空だけ見てる”という感覚は、
空の扉が持つ
「心にひとつ余白をつくる」
という核と美しく響き合いました。
その響きが、この作品を空の扉に導いています。

▪️ご注文に関して:

在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。

大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。

▪️ピアスオプションについて:

ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。

ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。

クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。

クリスタルドロップペンダント ― 7つの扉 ―

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