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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-10)」
▪️サイズ:たて約3.7cm × よこ約2.5cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
この作品は、クリスタルガラスをベースに、箔を内包させて制作しています。赤とオレンジを中心に、より明るいピンクを重ねるように配置することで、複雑な色相が生まれています。箔は細かな粒子となってガラス内部に散り、光の角度によって薄い膜のように反射します。
クリスタルガラス特有の透明感が、ピンクの層を通して柔らかく広がり、赤の芯を包み込むように見せています。部分的に生まれた微細な気泡が、色の奥に呼吸するような表情を与え、見る位置によって光の濃淡が変わる構造になっています。
▪️装いについて:
赤よりもピンクの存在感が強いため、優しさある色合いを胸元に添える一点です。白・生成り・ベージュに合わせると、ピンクが肌のトーンにやわらかく溶け込み、心にほっとした温度を与えてくれるような装いになります。
一方で黒や深い色の服と組み合わせると、赤が中心に小さな芯の光を灯し、静かな自信を取り戻すような作用を感じられます。日常では心を軽く包み、特別な装いでは胸元をそっと支えるような、変化のある表情が魅力です。
▪️森の扉:
森の扉には、自然の奥でゆっくりと循環していく生命や、静かに蓄えられた温度が広がっています。
地上では見えにくいけれど、根の下で絶えず流れ続けるもの。それが森の世界の呼吸です。
この作品では、赤の中心が芯となり、その周囲をピンクが包み込むように漂っています。強さを主張する色ではなく、確かな心の熱を静かに守るような構造です。金箔の反射は、樹皮の奥に溜まった時間の粒のようで、色の奥に柔らかなゆらぎをもたらします。
このドロップは森の扉と、内側に宿る優しい熱と複雑な色のゆらぎで、深く呼応しました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。






