※お使いのPCブラウザ等の環境によっては実際の商品と色合いが異なる場合がございます。
※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-15)」
▪️サイズ:たて約3.6cm × よこ約2.6cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
この作品は、クリスタルガラスをベースに、ピンクと乳白色の色ガラスを重ねて制作しています。透明なピンクは芯に明るさを持ち、乳白色がその周りにやわらかい膜をつくることで、色の強さがやさしく整えられています。
箔が入っていない分、光の反射は控えめですが、乳白の層によって柔らかな明度が保たれ、より“素直な心の色”として立ち上がります。制作過程で生まれた微細な気泡が、ピンクの明るさと静かにゆらぎ、純粋な一滴のようなニュアンスを残しています。
▪️装いについて:
明るいピンクは、胸元に幸福感を灯すような可憐な一滴です。
白や生成りには自然に溶け込み、やさしい印象に。ベージュやキャメルとはふんわり重なり、柔らかなあたたかさが残ります。
精神的には、“愛されている感覚”や“肯定される安心感”をそっと支えてくれるような雫です。気持ちの浮き沈みの中でも、胸元で小さく明るい中心を思い出させてくれる存在となるでしょう。
▪️虹の扉:
虹の扉には、色どうしが踊るように重なり、祝福のひかりがそっと立ち上がる世界が広がっています。
曖昧な色の境界が肯定され、心の揺らぎさえひとつの色として包みこまれていく場所です。
この作品では、ピンクの芯が乳白色とゆっくり溶け合い、明るい心の中心が素直に現れています。装飾性を減らした分、“愛という心の輪郭”がまっすぐに立ち上がり、虹の扉が持つ祝福の世界に、より純粋に響き合っています。
このドロップは虹の扉と、愛そのものの明るい中心で、素直に呼応しました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。






