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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-11)」
▪️サイズ:たて約3.8cm × よこ約2.8cm の大きめサイズです。
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
この作品は、クリスタルガラスをベースに、紫と赤を中心にした色ガラスを重ねて制作されています。紫の層が赤い芯を包み込みながら広がり、色味が複雑に混ざり合うことで、深さのある色相が生まれています。
クリスタルガラスが持つ透明感によって、紫が重く沈むのではなく、光を含むような滑らかさで胸元に現れます。内部には微細な気泡が点在し、色の奥に柔らかな立体感と呼吸するような表情が生まれています。
▪️装いについて:
赤よりも紫の存在感が強く、落ち着いた印象を持ちながらも、胸元に優しさを宿す一点です。白やアイボリーに合わせれば、紫が淡く透けるように浮かび、心に静かな余白が生まれます。
一方、黒や深い色と組み合わせれば、中心の赤い芯が鮮やかに現れ、感情の揺らぎをやさしく抱き止めてくれるような心の支えになります。
日によって光の吸い方が変わり、穏やかなときも、少し迷うときも、内側に小さな灯りをともすように寄り添ってくれる雫です。
▪️星の扉:
星の扉には、夜の静けさや、遠い光に寄り添うような時間が広がっています。
闇の中では、物事がはっきりと見えるよりも、曖昧な輪郭のまま浮かび上がる光があり、その曖昧さの中で心が深呼吸をする瞬間があります。
この作品では、赤い芯が紫に包まれることで、強さが静かな光として内側に残っています。光を放つというより、夜にそっと灯るような温度。紫の広がりは、心の奥にある影を優しく抱き、はっきりと言葉にできない感情に寄り添います。
このドロップは星の扉と、内側に宿る静かな灯りと夜の余白で、深く呼応しました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。






