※お使いのPCブラウザ等の環境によっては実際の商品と色合いが異なる場合がございます。
※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-12)」
▪️サイズ:たて約3.7cm × よこ約2.6cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
この作品は、クリスタルガラスをベースに、赤とピンク、そして乳白色の色ガラスを重ねて制作しています。透明感の強い赤に対し、白がやわらかい膜のようにまとわりつくことで、色が強く主張しすぎず、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
赤い芯のまわりに漂うピンクは、乳白色に溶け込むように広がり、色味の境界が曖昧なまま一つの“心の色”として残っています。
制作過程で生まれた微細な気泡が、ピンクの層を通して光を受け、小さな呼吸のように揺らぎます。
▪️装いについて:
明るく柔らかなピンクが、胸元にそっと優しさを添える一点です。
白や生成りに合わせると、乳白色が肌の色に自然に溶け込み、心が軽くほどけるような印象に。
ベージュやキャメルには、ピンクの温度が静かに寄り添い、穏やかな余白をつくってくれます。
また、感情が揺れやすいときには、胸元に小さな灯りをともすような作用があり、心を落ち着かせてくれる効果も期待できます。
外光では透明感が増し、室内では乳白色がやさしく沈み、状況に合わせて表情が変化します。
▪️虹の扉:
虹の扉には、色と色が溶け合う瞬間の祝福や、偶然の出会いが重なっていく世界が広がっています。
強さと弱さ、明るさと淡さ、異なる色彩が曖昧な境界のまま寄り添い、ひとつの色として生まれ直す時間です。
この作品では、赤い芯がピンクに包まれるように漂い、乳白色に柔らかく溶け込んでいます。色の境界をはっきりとさせるのではなく、曖昧さをそのまま受け止めるような構造が、虹の扉が持つ祝福の世界と深く響き合っています。
このドロップは虹の扉と、曖昧なまま寄り添い合う色のやさしさで、静かに呼応しました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。






