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※着用画像・使用イメージ画像は基本的に作家本人です。
「Love - 心 (2025-17)」
▪️サイズ:たて約3.4cm × よこ約2.4cm
※ミリ単位の誤差がある場合があります。
▪️ことばの記録:
輪郭のない心が、雫(しずく)に浮かぶ。
わかるような、わからないような。
その曖昧さの中で、私たちは繋がり、
支え合い、共に季節を重ねていく。
心はときに曖昧で、
言葉にも形にもできないまま揺れ続けます。
けれど、その揺らぎは、
誰かを思い、理解しようとする優しさの源でもあります。
はっきりしないまま寄り添い合い、
季節を重ねていけること。
その曖昧さを肯定して生きることを、
Love – 心シリーズに託しました。
▪️素材について:
この作品は、クリスタルガラスをベースに透明なグリーンと乳白色、そして淡いピンクを重ねています。透明の層が内部に光を取り込み、乳白色の膜がその光をやわらかく包み込むことで、生まれたばかりの生命のような温度が感じられます。
透明と不透明が入り混じることで“水中”の濃淡が生まれ、中心のグリーンは、淡水の奥で育まれる新たな命の気配を思わせます。微細な気泡が淡く浮遊し、静かな呼吸の揺らぎを映します。
▪️装いについて:
透明なグリーンが、胸元に小さな生命のひかりを灯す雫です。
白や生成りと合わせれば、生まれたての色がやわらかく浮かび、自然素材の色合いとも心地よく馴染みます。
精神的には、“新しい気持ち”や“生まれつつある希望”にそっと寄り添い、過程の中にある心の揺らぎを肯定してくれます。
変化の途中にいるときや、まだ輪郭の見えない未来を歩いているときにも、淡い光のように支えてくれる雫です。
▪️森の扉:
森の扉には、土と水が静かに息づき、生命がそっと芽生える世界が広がっています。
根の奥で通う水の流れ、湿り気のなかで育つ命。見えないところでゆっくり始まる変化の気配です。
この雫では、透明なグリーンが淡水のひかりのように浮かび、乳白色がその命をやさしく包み込んでいます。
色がはっきり分離するのではなく、渦を描きながら曖昧に寄り添う表情は、森の扉が持つ“始まりの気配”と深く呼応しています。
このドロップは森の扉と、新たに生まれつつある生命の色で、静かに響き合いました。
▪️ご注文に関して:
在庫をアトリエのギャラリーと共有しているため、ご注文後に在庫切れが発生する場合がございます。ご注文作品の在庫確認後、在庫切れの場合はメールにてご連絡いたします。
大切にそして手間をかけてひとつひとつ手作りしています。
同じものは 2つとありません。
▪️ピアスオプションについて:
ペンダントとセットで、14KGF(14金ゴールドフィルド)フックのピアス、またはイヤリングをお作りするオプションもご用意しております。制作に2週間程度のお時間をいただきますが、ペンダントにぴったりと寄り添うかたちでお仕立ていたします。
ご希望の場合はご注文時にお知らせください。
ドロップ作品は、毎年『Drops Chronicle(ドロップス・クロニクル)』として記録を重ねていきます。
それぞれの色とことばを、一冊の航海図のように編み込んで。
そしていつか、選ばれた物語たちを、一冊の本に。
クリスタルが纏う光と色のうつろいを、映像でどうぞ。






